朝活のお供に

根性ではなく仕組みで続けるための工夫を全15章にまとめました。500円、Kindle Unlimited(読み放題)の対象です。

朝に作った時間で何を書くか、読まれない時期をどう越えるかをまとめた2冊目です。全13章・500円、Kindle Unlimited対象。
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寝ようと思って立ち上がったところで、「あ、あれやってない」と思い出す。
慌てて片づけて、やっと布団に入る。すると、手が自然とスマホに伸びます。眠いのに、動画を閉じられない。気づけば、寝ようと思っていた時刻から1時間がたっている。翌朝はだるい体を起こしながら「今夜こそ触らない」と決めて、夜になるとまた同じことを繰り返す。
「リベンジ夜更かし」という言葉で検索した方は、たぶん、この繰り返しに疲れているのだと思います。
私も同じところにいました。朝活を始める前は、夜中の1時、2時まで動画やテレビを見て、6時に起きて会社へ行く生活でした。睡眠は5時間ほど。日中はずっと眠く、夜に見ていたものは何ひとつ残っていませんでした。
今の私は、会社員をしながら朝3時に起きる生活を5年ほど続けています。それでも、家族が実家に泊まりに出かけてひとりで寝る夜は、今も動画を見て寝るのが遅くなることがあります。夜更かしを完全にやめられた人間ではありません。
そのうえで、5年かけて分かったことがあります。リベンジ夜更かしは、スマホを我慢すればやめられるものではありませんでした。我慢すると、ただでさえ少ない自分の時間がさらに減り、数日後に反動が来ます。私の場合に効いたのは、我慢ではなく、自分の時間の置き場所を夜から別の時間へ移すことでした。
この記事では、リベンジ夜更かしをやめたい会社員に向けて、私が自分の時間を朝に移すまでの順番と、夜の用事を減らした具体的な決め方を書きます。読み終えるころには、今夜スマホを禁止する代わりに何を決めればいいかが分かるはずです。やめられない自分を責める夜も、少し減らせると思います。
「でも、朝に起きるのは無理」という方もいると思います。朝である必要はないので、その場合の考え方も後半に書きます。
先に要点をまとめます。
リベンジ夜更かしは、日中に自分の時間が取れなかった人が、その分を取り返すように夜遅くまで起きてしまう状態を指す言葉です。眠いのに、寝てしまうと今日が終わってしまう気がして、画面を閉じられません。
日中は仕事、帰ってからは夕飯やお風呂、洗濯物などの家のことで動いています。夜になってようやく自分に戻れたと思っても、「あれやってない」に追いかけられます。人のための用事と自分のための時間が、夜の同じ場所で取り合いになっている状態でした。
片づけ終わったころには、自分の時間はもう残っていません。このまま寝たら、今日は自分の時間がゼロだった。そう感じているから、眠いのにスマホを閉じられなかったのだと思います。
ふだんの夜は、家族と一緒にお風呂に入って、子どもと一緒に眠れるように段取りします。家族の流れに乗って、夜が終わっている感覚です。
ところが、妻と娘が実家に泊まりに行ってひとりで寝る夜は、その流れがありません。普段なら22時までに消灯しているのに、23時や24時まで起きていられて、ショート動画を見てしまいます。翌朝はだるく、頭が痛い日もあります。後悔は、いつも夜ではなく翌朝にやってきます。
寝る前のスマホそのものの話は、こちらに夜の終わらせ方としてまとめています。

「今夜は見ない」と決める方法は、いちばん最初に思いつく対策です。
ただ、我慢は数日もっても、どこかで反動が来やすいものです。我慢できた夜の翌日ほど、ふだんより長く見てしまう。そして「また続かなかった」と自分を責める。この繰り返しが、いちばん心を削ります。
自分の時間が足りないからスマホを開いているのに、そのスマホを取り上げれば、自分の時間はさらに減ります。足りないものをさらに減らして、続くはずがありません。必要だったのは我慢の方法ではなく、自分の時間に夜以外の居場所を作ることでした。
寝る直前の「あ、あれやってない」を減らすために、夕方までに「今夜はやらないこと」を決めておきます。
私が実際に明日へ回しているのは、たとえば次のようなものです。
判断の基準は1つだけです。明日の朝にやって、誰かが困るかどうか。 困らないなら、明日に回します。
今日のことは今日中に終わらせたい、という気持ちはまじめさの表れです。ただ、その気持ちが、眠る時間と自分の時間の両方を削っていました。
3時に起きる日の前の晩は、21時には寝室に行きたいと考えています。遅くとも21時半から22時には電気を消します。
そのために、夕方5時ごろから逆算して動いています。夕飯は19時から20時くらいに食べ終わるように段取りし、お風呂と歯磨きも少しずつ前倒しにします。寝る前の1時間は、YouTubeなどの動画を見ずに、お風呂と寝室の準備にあてています。
寝室に行く時刻が先に決まっていると、夜のスマホは「いつまで見るか」ではなく、「その時刻を守れるか」の話に変わります。前の晩の段取りは、こちらに詳しく書きました。

いちばん効いたのが、これです。私の場合、自分の時間の置き場所は朝3時になりました。
朝3時から5時までは、家族も寝ていて家の中は静かです。ここでブログを書いたり、本の原稿を進めたりしています。5時からは犬の散歩に出て、歩きながらスマホに音声で考えごとを話して整理します。朝のひとりの時間をしっかり取れていることが、今の気持ちを保っていると感じています。
朝に自分の時間があるから、夜に取り返さなくていい。リベンジ夜更かしが減った理由を一言でいうと、これでした。
ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。自分の時間を朝に移すことは、睡眠を削ることとは違います。家族からも、睡眠時間を心配されてきました。
早く起きるためには、先に早く寝るしかありません。睡眠が足りていない朝の作業は集中できず、パソコンの前に座っているだけになりがちです。だから私は、あまりに遅く寝た日は、次の朝の朝活をしないと決めてアラームを切ることがあります。夜を守れなかった日は、朝で取り返そうとしない。取り合いを朝にまで広げないための決まりごとです。

全員が朝に起きる必要はないと思っています。大事なのは時刻ではなく、自分の時間を取り合いにならない場所へ先に置くことです。
たとえば、会社の昼休みに10分だけ自分のための時間を取る。通勤の電車を自分の時間にする。私は電車で本を読もうとしても、ついスマホでSNSを見てしまっていました。そこで、オーディオブックに変えました。イヤホンをつけて再生を押したら、スマホを閉じて目をつぶって聴く。電車の中でも続けられる自分の時間になりました。
私が使っているのは、AmazonのAudibleです。本をプロの朗読で聴けるサービスで、無料体験の期間があるので、合うかどうかを先に試せます。画面を見なくていいので、夜のスマホとは別の場所に自分の時間を作りやすいと感じています。
夜に取り返さなくていい時間を、どこかに1つ持つ。場所は人それぞれでかまいません。
今夜は、スマホを禁止する代わりに、2つだけ決めてみてください。
1つ目は、今夜「明日に回すこと」を1つ。2つ目は、明日のどこかに置く「自分のための10分」です。
それでも夜更かしをしてしまったら、翌朝に自分を責めないでください。私も、二度寝をした朝やひとりの夜に負けた翌朝は、「もうこんな時間か」とだけ思って、いつもの1日を始めています。
なお、眠れない夜が長く続く、日中の眠気で仕事や運転に困っている、という場合は、生活の工夫より先に医療機関に相談してください。私が書けるのは、自分の夜と朝の段取りの話までです。
リベンジ夜更かしをやめたいのにやめられないのは、意志が弱いからだけではありません。自分の時間が夜の最後にしか残っていないから、取り返そうとしているのだと思います。
私が変えたのは、夜の用事を明日に回す基準を決めたこと、寝室に行く時刻から夕方を逆算したこと、そして自分の時間を朝に移したことの3つでした。ひとりの夜にはまだ負けますが、夜を取り返そうとして自分を責める夜は減りました。
夜のスマホをやめられない自分は、自分の時間を大事にしたいと思っている自分でもあります。その気持ちに、夜以外の居場所を作ってあげてください。
なお、この記事で触れた夜の終わらせ方や、朝に自分の時間を作る段取りについては、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。
その続きとして、朝に作った時間で何を書くのか、書いても読まれない時期をどう越えるのかをまとめた2冊目『三日坊主さんの発信』も出しました。こちらも全13章・500円で、Kindle Unlimitedの対象です。三日坊主で終わってしまう方に向けて書いたシリーズなので、よければあわせてご覧ください。
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「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。
かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。
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