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朝活のお供に

三日坊主さんの朝活

三日坊主さんの朝活 表紙

根性ではなく仕組みで続けるための工夫を全15章にまとめました。500円、Kindle Unlimited(読み放題)の対象です。


三日坊主さんの発信

三日坊主さんの発信 表紙

朝に作った時間で何を書くか、読まれない時期をどう越えるかをまとめた2冊目です。全13章・500円、Kindle Unlimited対象。


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Kindle Unlimitedで出版すると収益はどうなる?実際に2冊出した記録

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Kindle Unlimitedに登録した個人出版の本の価格からロイヤリティが計算される仕組みと、KENP読了ページの収益を示した図解

Kindle Unlimitedに登録するかどうかを決める画面の前で、私はしばらく手が止まりました。マウスのカーソルをチェックボックスの上に置いたまま、指が動かなかったのを覚えています。

読み放題に本を入れるということは、つまり1冊500円で売れるはずだったものを、実質0円で読まれてしまうということではないか。朝3時に起きて、眠い目をこすりながら積み重ねた2時間を、自分から安売りしにいくようなものではないか。そう思っていました。500円という値段自体、すでに何度も悩んで決めた金額です。それをさらに自分から崩すのかと思うと、チェック1つのことなのに、妙に大きな決断のように感じられました。

正直に言うと、最初にKDPの登録画面でKindle Unlimitedのチェックボックスを見たとき、ここにチェックを入れることは「安売り」を意味するのだと思い込んでいました。誰かに教わったわけではなく、ただ「読み放題=無料同然」という言葉のイメージだけで判断しかけていたのです。もしあのまま思い込みだけでチェックを外していたら、私は2冊とも、収益の半分近くを知らないまま最初から手放していたことになります。実際に調べて、仕組みを知って、ようやくその判断が思い込みだったと分かりました。

会社員をしながら朝3時に起きて、5年間副業を続けてきました。2026年8月に1冊目『三日坊主さんの朝活』を、9月に2冊目『三日坊主さんの発信』を、どちらも朝の2時間だけで書き上げてKindle出版しました。この記事では、「稼げます」という景気のいい話ではなく、Kindle Unlimitedに登録すると収益の仕組みが実際どう変わるのかを、自分の本の実物の金額で説明します。読み放題に入れるかどうかで迷っている方の、判断材料の1つになればと思います。

目次

Kindle Unlimitedとは何か、出版者側の仕組み

Kindle Unlimitedは、読者が月額料金を払うと対象の本が読み放題になる、Amazonの定額制サービスです。読者側からすると「1冊500円の本も、読み放題の会員なら追加費用なしで読める」という位置づけになります。

出版する側から見ると、Kindle Unlimitedへの登録は「KDPセレクト」という別の登録とセットになっています。KDPセレクトに登録すると、自分の本がKindle Unlimitedの対象になる代わりに、その本をAmazon以外の電子書籍ストアでは販売できなくなる、という独占契約が発生します。

ここで最初に誤解していたのは、「Kindle Unlimitedに登録する=通常の500円での販売ができなくなる」という点でした。実際はそうではありません。通常の500円での購入と、Kindle Unlimitedでの読み放題は、同時に両方とも存在します。読者が普通に買えば500円の売上が立ちますし、Kindle Unlimited会員が読めば、それとは別の仕組みで収益が発生します。「どちらか」ではなく「両方」だと分かったところで、最初の不安の半分は消えました。

ロイヤリティはどう計算されるか

まず、通常販売のロイヤリティから説明します。KDPセレクトに登録すると、Amazon.co.jpでのロイヤリティ率は70%になります(登録しない場合は35%)。私の1冊目『三日坊主さんの朝活』は価格500円(税抜455円)で登録しており、ここから配信コスト1円を引いた金額の70%が、1冊あたりのロイヤリティです。

実際の内訳は、税抜455円×70%=約319円から配信コスト1円を引いて、1冊あたり318円になります。2冊目『三日坊主さんの発信』も同じ価格・同じ条件です。「500円の本を書いて318円の収入」と聞くと少ない印象を持つ方もいるかもしれませんが、これはKDPセレクトに登録した場合の話であり、登録しなければ35%、つまり1冊あたり159円ほどになります。この差は登録するかしないかだけで生まれるので、まずここを知らずに出版すると、それだけで手取りが半分近くになってしまいます。

次に、Kindle Unlimitedで読まれた場合の収益です。こちらは「1冊いくら」という計算ではなく、KENP(Kindle Edition Normalized Pages、読了ページ数)という別の仕組みで支払われます。Kindle Unlimited会員が本を開いて読んだページ数が集計され、その月にAmazonが用意した基金(グローバル基金)を、全出版者の読了ページ数の合計で割った単価に応じて、読まれたページ数分だけ収益が発生する仕組みです。1冊丸ごと買われたときのような固定額ではなく、「どれだけ読み進められたか」によって金額が変わります。この単価は月によって変動するため、「1ページいくら」と断定できる性質のものではありませんが、読者が最後まで読み進めてくれるほど収益が積み上がる、という点は通常販売とは違う感覚でした。

実際に2冊出してみて分かったこと

1冊目『三日坊主さんの朝活』は2026年8月15日に発売し、発売直後の3日間だけ無料キャンペーンを設定しました。無料キャンペーンは配った数であって売上ではありませんが、Kindle Unlimited自体はキャンペーン期間中も終了後もずっと有効です。つまり「無料キャンペーンで手に取ってもらう入り口」と「Kindle Unlimitedで継続して読まれる入り口」は、別のタイミングで別の役割を持っています。

2冊目『三日坊主さんの発信』は2026年9月15日に発売しました。1冊目を朝の2時間の作り方の話として、2冊目をその続き、朝に作った時間で何を書くかの話として構成しています。2冊とも同じ条件でKindle Unlimitedに登録していますが、収益の中身を見ると、通常購入とKENPの両方が発生しています。どちらか一方だけに絞っていたら見えなかった動きです。

正直、出版する前は「読み放題に入れると値下げしたのと同じ」という思い込みのほうが強く、登録するかどうかで数日迷いました。実際にやってみて分かったのは、通常販売とKindle Unlimitedは収益の発生源が別物であり、どちらか一方を選ぶという話ではなかった、ということです。思い込みだけで判断していたら、収益の半分の仕組みを知らないまま出版していたことになります。

収益だけを目的にすると挫折する理由

ここまで数字の話をしてきましたが、正直に言うと、2冊分のロイヤリティを合計しても、会社員の月収を超えるような金額ではありません。1冊318円のロイヤリティで生活を変えるには、相当な数の読者に届く必要があります。

それでも私が2冊とも書き切れたのは、収益を目的にしていなかったからだと思っています。朝3時に起きて2時間、原稿を書く時間を作ってきましたが、その時間を「いくら稼げるか」で測っていたら、おそらく1冊目の途中で手が止まっていました。時間をどこに作るかという話は、収益の仕組みよりも前に、副業を続けられるかどうかを決める土台になります。

Kindle出版の登録画面そのもので迷った点については、以前の記事にまとめています。

これからKU登録を考えている人へ

Kindle Unlimitedに登録すれば必ず稼げる、という話ではありません。私が伝えたいのは、「読み放題=値下げして損をする」という思い込みだけで判断するのはもったいない、ということです。通常販売とKENPは別の収益源として両方とも発生しますし、KDPセレクトに登録するかどうかでロイヤリティ率そのものが70%と35%で変わります。

まとめると、Kindle Unlimitedへの登録は「安売り」ではなく「収益の入り口を増やす選択」です。自分の本を独占で提供する代わりにロイヤリティ率が上がり、読まれた分だけKENPの収益も積み上がる。この仕組みを知ったうえで登録するかどうかを決めれば、少なくとも私のように、思い込みだけで最初の判断を誤ることはないはずです。

なお、この記事で触れたKindle出版の収益については、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。

その続きとして、朝に作った時間で何を書くのか、書いても読まれない時期をどう越えるのかをまとめた2冊目『三日坊主さんの発信』も出しました。こちらも全13章・500円で、Kindle Unlimitedの対象です。三日坊主で終わってしまう方に向けて書いたシリーズなので、よければあわせてご覧ください。

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朝活の具体的なコツ、副業の始め方、メンタル管理術など、私が5年間の試行錯誤で得た知恵(資産)が、あなたの次の一歩を助けるヒントになるかもしれません。

最後に、少しだけ。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

私は特別な才能があるわけではありません。ただ、朝3時という静寂の中で自分と向き合うことで、どん底だった毎日を少しずつ、自分の手に取り戻してきました。

もし、私の拙い試行錯誤や「早起きを通じて人生を好転させるコツ」が、あなたの明日のほんの少しの力になれるのなら、これほど嬉しいことはありません。

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この記事を書いた人

「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。

かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。

反応的な不安に怯える日々を終わりにし、15年後の自分を心から笑顔にするための設計図を、私と一緒に描いてみませんか?

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