朝活のお供に

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クレジットカードの明細を見て、「これ、いつから引かれていたっけ」と手が止まったことはありませんか。
使っていないサブスクが、今月も当たり前の顔をして引かれている。ゲームの課金は、そのときは楽しかったのに、あとには何も残っていない。「あのお金があれば」と思っても、お金は戻ってきません。
私も、そんな後悔を何度も重ねてきました。会社員をしながら、2020年から5年ほど個人で発信を続けてきましたが、その間にお金の使い方で後悔したことは、数え切れないほどあります。
月に1,500円のサービスを、1回も使わないまま過ぎた月がありました。何万円もする情報商材を買って、稼げなかったこともあります。値上がりするNFTを探して回って、時間だけが過ぎたこともあります。
後悔の理由は、お金が減ったことだけではありませんでした。「あのとき、ちゃんと考えて払っていれば」という、自分への小さなモヤモヤが、あとからじわじわ残るのです。同じ金額でも、後悔するお金と、まったく気にならないお金があるのは、なぜなのだろう。そう考えたことが、この記事を書くきっかけです。
先に結論を書きます。私が後悔したお金は、金額の大きさよりも、「使う場面を決めないまま払ったもの」と「使ったあとに何も残らなかったもの」でした。 逆に言えば、その2つを避けるだけで、後悔はかなり減らせると考えています。
この記事では、次の3つをお伝えします。
ただし、これは私の体験です。金額や状況は人によって違い、ここで書く線引きも「私はこう考えている」という範囲の話です。そのうえで、自分のお金の使い方を見直す材料にしてもらえれば嬉しいです。
詳しい話の前に、4つを表にまとめます。
| 後悔したもの | 何が惜しかったか | 手元に残ったもの |
|---|---|---|
| ゲーム課金などの消費 | お金がなくなるだけで、思い出にも残らなかった | ほぼなし |
| 使わなかった月のサブスク | 使わなくても毎月引かれた | なし(使った月は残る) |
| 情報商材と、読み切れない本 | 買っただけで、手を動かさなかった | 「前に進んだ気」 |
| NFTを探して回った時間 | お金より、時間のリターンがなかった | 発信のネタと経験 |
この4つを、順番に書いていきます。
最近いちばん後悔したお金の使い方を考えたとき、真っ先に浮かんだのが、ゲームの課金やアプリゲームのような「消費」に流れるお金でした。具体的な金額や中身は、ここには書きません。ただ、考え方としては、はっきりしています。
お金を使えば、お金がなくなります。それは当たり前のことです。けれど、ゲーム課金のようなものは、そのうえ、思い出にも残らず、スキルにもならず、資産としても残らない。自分にとって大事なリソースだけが、剥がれていく感覚がありました。
誤解のないように書いておくと、ゲームや娯楽にお金を使うこと自体が悪いとは思っていません。楽しんだ時間は、その場では確かにあったからです。後悔したのは、「楽しむため」ではなく、つい流れで払ってしまった分です。
ここで私が見ている目印は、次の1つです。
一言で言えないお金は、後悔に変わりやすい。これが、私の実感です。
次に後悔したのが、サブスクです。
知識を学ぶためのサブスクは、うまく使えば、未来への投資になります。私も、本を耳で聴くAudibleのようなサービスを使ってきました。Audibleは、本を朗読で聴けるサービスです。無料体験やキャンペーンの有無は時期によって変わるので、気になる方は公式ページで最新の内容を確認してください。
ところが、サブスクには落とし穴があります。使っても、使わなくても、お金は引かれるのです。
月に1,500円のサービスを、1回も使わないまま終えた月がありました。使わなかったのは私なので、誰のせいでもありません。ただ、その月は、ただ払っただけで終わりました。これは、はっきり後悔する使い方でした。
Audibleのデメリットや、後悔しないための使い方については、こちらの記事にまとめています。

使わなかった月があったことで、分かったことがあります。サブスクは、「使うことを意識して、スケジュールに落とし込む」ところまでやらないと、使い続けられません。
「通勤の電車で聴く」「散歩の時間に聴く」のように、使う場面を先に決めておく。そうすれば、再生ボタンを押すまでの手間が減ります。決めていなければ、「いつか聴こう」のまま、月が過ぎていきます。
3つめは、情報商材と本です。
何万円もする情報商材を買って、稼げなかったことがあります。それでも、知識として少し前に進んだ気にはなれました。ただ、気になっただけで終わった教材も多かったです。
本も同じです。タイトルに惹かれて、つい買ってしまいます。そして、最後まで読めていない本が、たくさんあります。
ここで気づいたのは、買った時点で、「進んだ気」になれてしまうということです。買うことと、使うことは、別の行動でした。買うだけで満足してしまうと、お金だけが出ていって、手元には何も変わらない自分が残ります。
自己投資で失敗を繰り返す理由については、こちらの記事に詳しく書いています。

4つめは、お金より「時間」の後悔です。
NFTが流行った時期に、私もいろいろ手を出しました。「300円で買ったものが5万円になった」という話が、当時はいくつもありました。コミュニティの証としてNFTを買い、それが高く取引されれば、というのが狙いです。
かけたお金は、そこまで大きくありません。1万円から2万円ほどです。そのNFTの価格は、いまはまた元に戻っています。
当時は、BitcoinやEthereumも値上がりしていたので、売ることができていたら、少しいい値段になっていたかもしれません。けれど、かけた時間に対するリターンは、ほとんどありませんでした。
もう1つ、正直に書いておくと、コミュニティに属すること自体が、私には少し肌に合いませんでした。NFTをきっかけにできたコミュニティは、いまはどんどんなくなっています。
ただし、この経験が無意味だったとは思っていません。NFTに投資して、そのやり方を発信するなら、無駄はありません。 次につながるものは、たくさんありました。無駄だったのは、「値上がりするNFTを探して回る努力」のほうです。何万円かをかけて何倍かにするという、金融投資にウェイトを置いたときの時間でした。
NFTに手を出した体験は、こちらの記事に書いています。

4つを並べてみると、共通点が見えてきます。
後悔の原因は、金額の大きさではありませんでした。1万円でも後悔するものはあるし、月1,500円でも、使っていればまったく後悔しないものもあります。
つまり、「高いか安いか」ではなく、「使う場面が見えているか」で、お金は後悔に変わるかどうかが決まるのだと思います。
ここからは、4つの後悔を踏まえて、私が「こうしよう」と考えている線引きです。すでに完璧にできているわけではなく、これから試していく方針としての話です。
払う前に、「いつ使うか」を決めます。サブスクなら、「通勤の電車」「散歩の時間」のように、日常の中の場所と時間に紐づけます。
使う場面が思い浮かばないものは、いったん買わない。それだけで、買うだけで終わるものは減ります。
サブスクのように、払い続けるものは、毎月「使ったか」を見ます。使わなかった月が続くなら、解約を考えます。
使わない月に引かれるお金は、いちばん惜しい。それは、私自身が経験したことです。
高い教材や、長い契約は、いきなり大きく払わず、小さく試してから決めます。使えそうかどうかを、先に確かめるためです。
小さく試して合わなければ、そこで止められます。大きく払ってからでは、止めにくくなります。
NFTの後悔は、お金より時間でした。何かに取り組むときは、「かけたお金」だけでなく、「かけた時間に対して、何が返ってきたか」も見ます。
時間は、お金のように後から取り戻せません。だから、時間のリターンも同じように数えます。
ここまで後悔の話を書いてきましたが、全部を避けようとすると、何も試せなくなります。
私は、「やった後の後悔」と「やらなかった後の後悔」を比べると、やらなかった後悔のほうが残ると考えています。だから、いろいろなことに挑戦してきました。
使わなかったサブスクや、稼げなかった情報商材も、失敗として終わらせないようにしています。失敗から学んで、過去の捉え方を変えられるなら、その経験にも意味があるからです。
大事なのは、「後悔をゼロにすること」ではなく、「同じ後悔を繰り返さないこと」だと思っています。
私なら、まず「使っていないサブスクを1つ探す」ところから始めます。利用明細を開いて、この1か月で一度も使っていないものを探します。見つかったら、解約の画面を開くところまでで構いません。小さな見直しが、習慣の入り口になります。
私の場合は、「使う場面」を決めていなかったからでした。使ってもお金は引かれ、使わなくても引かれるので、意識しないと使わない月が続きます。使う時間と場所を、先に決めておくことが助けになりました。
私は、一概に無駄とは言えないと考えています。使わなかったことも、稼げなかったことも、次の選び方の材料になります。ただ、同じ後悔を繰り返すなら、そこは見直したほうがいいと思います。
お金の使い方で後悔したことを、5年分振り返ってみました。
もし今日から1つだけ試すなら、この1か月で一度も使っていないサブスクを、1つだけ探してみてください。 それだけで、お金の使い方を見直す入り口になります。
人生の後悔を減らす考え方については、こちらの記事にも書いています。

なお、この記事で触れた、決めた時間にやることを仕組みにして続ける考え方については、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。
その続きとして、朝に作った時間で何を書くのか、書いても読まれない時期をどう越えるのかをまとめた2冊目『三日坊主さんの発信』も出しました。こちらも全13章・500円で、Kindle Unlimitedの対象です。三日坊主で終わってしまう方に向けて書いたシリーズなので、よければあわせてご覧ください。
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「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。
かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。
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