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「早起きは三文の徳」は本当?|朝3時起きを5年続けた会社員が感じた、小さな得の正体

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「早起きは三文の徳」は本当かという問いに、1日の得は三文ほど小さいが、続けると積み上がって見えてくる、という答えを整理した図解

アラームを止めて、まだ暗い部屋で布団から出る。

眠い目をこすりながらパソコンを開いて、1時間かけて記事を書く。

それなのに、数字を見ると、昨日とほとんど何も変わっていない。

「早起きは三文の徳って言うけれど、本当なのだろうか」

そう疑いたくなる気持ちは、痛いほどよく分かります。

私も、早起きを始めた頃は、朝4時半に起きてブログを書いていました。

アクセスは1週間に数十回。コメントもなく、広告の成果も出ません。

「こんなに頑張って朝早くから作業しているのに、報われないのかな」

「割に合わないな」

当時は、本気でそう思っていました。

毎日同じ時間に顔を出すのが良いと本で読んで、休まずに書き続けていたのに、です。

早起きをした日に限って、昼過ぎにはひどく眠くなります。

得どころか、眠気という損ばかりが目についていました。

ただ、朝3時に起きる生活を5年続けた今は、こう考えています。

「早起きは三文の徳」は本当です。ただし、得は本当に三文くらい小さい。

三文というのは、もともと「ごくわずか」という意味の言葉です。

ことわざは、早起きをすれば人生が一気に変わるとは、最初から言っていません。

反対に、夜更かしをしていた頃の私は、睡眠5時間で毎日眠いのに、何も積み上がっていませんでした。

1日の早起きで手に入るものは、本当に小さい。だから、1日や1週間では得が見えず、損のほうが目立ちます。

私が「割に合わない」と感じていたのは、早起きが間違っていたからではなく、小さな得を1日で回収しようとしていたからでした。

この記事では、「早起きは三文の徳」の意味をおさえたうえで、5年続けた私が感じている得の正体と、早起きにもある損、そして全員には勧めない理由を、自分の体験の範囲で整理します。

早起きを始めてみたけれど手応えがない方、これから始めるかどうか迷っている方が、続けるか、やめるかを自分で決められる材料になればうれしいです。

目次

結論:「早起きは三文の徳」は本当。ただし得は小さく、続けた人にだけ見える

先に結論を書きます。

  • 「早起きは三文の徳」は、私の5年の体験では本当だと感じている
  • ただし、三文は「ごくわずか」という意味で、1日の得はとても小さい
  • 得は、1日では見えず、続けて積み上がったときに初めて見えてくる
  • 早起きには日中の眠気という損もあるので、全員に勧めるものではない

9月に書いた自分の記録にも、こう残していました。

「早起きは三文の徳」という言葉があり、「朝活」という言葉もある。けれど「夜活」や「夜更かしは得」という言葉は聞かない。実際に朝の活動を続けてきて、私も本当にそう感じている。

ここからは、その「本当にそう感じている」中身を分けて書いていきます。

「早起きは三文の徳」の意味

三文は「ごくわずか」という意味

「三文」は、一文銭が3枚という意味です。

「三文判」「二束三文」のように、値打ちがとても小さいもの、安いものを表すときにも使われます。

つまり「早起きは三文の徳」は、朝早く起きると、わずかでも何かしら良いことがある、という意味のことわざです。

辞書でも、早起きは健康に良く、ほかにも何かと良いことがある、と説明されています。

「早起きすれば大きく得をする」とは、どこにも書かれていません。

「徳」と「得」はどちらでもよい

「三文の徳」と書くことも、「三文の得」と書くこともあります。

辞書でも「徳」は「得」とも書く、と紹介されています。

意味はどちらも同じで、「わずかな得がある」ととらえて大丈夫です。

英語にも、早起きの鳥は虫を捕まえる(the early bird gets the worm)という、よく似たことわざがあります。

由来にはいくつかの説があり、はっきり一つに決まっているわけではないようです。

早起きの得が「割に合わない」と感じた最初の頃

1日の早起きでは、ほとんど何も変わらなかった

最初の頃の私は、早起きの得を大きく見積もりすぎていました。

朝4時半に起きて、勉強したことをブログに書く。毎日同じ時間に顔を出すのが良いと本で読んだので、毎日書きました。

けれど、アクセスは伸びず、コメントもなく、広告の成果も出ません。

早起きした朝の得は、数字の上ではほとんどゼロに見えました。

それでも続けていると、ある日、ようやくコメントが届きました。

正直に言うと、ダメ出しのコメントでした。

それでも、誰かに読まれたという反応が生まれたのは、続けていたからです。1日ぶんの得はゼロに見えても、続けた日数のぶんだけ、何かが返ってくるのだと感じました。

得を1日で回収しようとすると、損ばかり見える

振り返ると、「割に合わない」と感じていた理由ははっきりしています。

早起きの得を、その日のうちに回収しようとしていたことです。

1日の早起きで手に入るのは、まさに三文くらいの小さな得です。

それに対して、眠気や「今日も何も変わらなかった」という気持ちは、その日のうちにはっきり感じられます。

得は小さく、損はすぐに見える。だから、1日単位で比べると、早起きは割に合わないように見えてしまうのだと思います。

三文が積み上がると、得は見えてくる

朝30分を1か月続けて、1万字の論文を書けた

小さな得が積み上がる感覚を、はっきり持てたのは、会社の昇格試験のときでした。

当時はすでに朝3時に起きてブログを書いていたので、そのあとの4時から4時半など、時間を決めて勉強する形にしました。

夜はいつも通り9時に寝て、勉強の時間を朝に持ってきます。

これを1か月ほど続けました。体も気持ちも、とても楽でした。

試験には1万字の論文を書く課題もありました。

それも、朝の30分の中で、200文字ずつコツコツ書き進めました。

1日の200文字は、本当に小さい量です。

それでも「もう5,000字書いたんだな」「8,000字いったな」と、積み上がっていくのが目に見えて、気持ちが楽なまま書き上げられました。

1日ぶんは三文でも、毎日続けると、ちゃんと形になる。早起きの得とは、こういうものだと感じています。

朝と夜の勉強のしやすさについては、こちらの記事でも比べています。

夜の時間は、何も積み上がらなかった

反対に、夜の時間の使い方には、後悔しかありません。

以前の私は、予定がない夜になると、ベッドの中でスマホの動画を眺めたり、テレビを見ながらスマホをいじったりしていました。

23時や0時を過ぎると面白い番組も増えて、寝るのは1時、2時。そこからすぐには眠れないことも多くありました。

平日は6時くらいには起きて会社の準備をするので、睡眠は5時間ほど。日中はずっと眠い状態でした。

それでいて、見ていただけなので、何も積み上がっていません。

夜更かしにも眠気という損はあるのに、三文の得すら残らない。今思うと、そこがいちばんの違いでした。

早起きにも損はある:全員には勧めない理由

昼過ぎの強い眠気は、本当の損

ここまで早起きの得を書いてきましたが、損もあります。

いちばん大きいのは、日中の眠気です。

早く起きて活動している分、頭の疲れは確実にたまっていきます。私の場合、12時や14時、15時あたりに強い眠気が来ることがあります。

これは、はっきりとしたデメリットだと思っています。

工場や高い場所での作業、車の運転など、集中が途切れると事故につながる仕事をしている方は、慎重に考えたほうがいいかもしれません。

休みの日だけ朝活をする、昼寝を取り入れるなど、眠気への対策を先に考えておくのがおすすめです。

日中の眠気との付き合い方は、こちらの記事に詳しく書いています。

目的がない人は、早起きしなくていい

私は、朝活が好きかと聞かれたら「好きです」と答えますし、やりたい人には「一緒にやろう」と言えます。

ただ、「全員一緒にやりましょう」とは言えません。

必要を感じていない人、毎日の暮らしの中でやりたいことができている人は、特に早起きする理由がないと思います。

朝に向いていない人も、確実にいます。無理にやっても続きませんし、家族など周りの協力があるかどうかも大きく関わります。

三文の得は、続けて初めて見えてくる小さな得です。続ける理由がないなら、その三文のために眠気という損を背負う必要はありません。

時間を作るのが目的なら、早起き以外の方法も含めて考えてよいと思います。

三文の得を受け取るために、私が決めていること

それでも早起きを試してみたい方に向けて、私が実際に決めていることを3つだけ書いておきます。

1. 1日の成果で、早起きを評価しない

1日の早起きの得は三文です。その日に何も変わらなくても、それが当たり前だと考えます。

昇格試験の論文のように、1日ぶんは小さくても、積み上がった量で見るようにしています。

2. 先に寝る時刻を決める

朝の時間は、夜の睡眠から借りてくるものではありません。

昇格試験のときも、夜はいつも通り9時に寝ていました。寝た時刻が遅くなった日は、無理に朝活をしないようにしています。

何時に寝るかの考え方は、こちらの記事でまとめています。

3. 起きた時刻だけ、記録に残す

三文の得は、目に見えにくいものです。だから私は、起きた時刻を毎日記録して、SNSに投稿してきました。

「おはようございます、何分から朝活開始」という一言だけです。やったことを細かく書くとプレッシャーになるので、時刻だけにしています。

時刻だけでも、積み上がると「続いている」という手応えになります。1日の三文を、見える形で貯めていくイメージです。

まとめ:早起きは三文の徳は本当。小さな得を、続けて受け取る

問い 私の答え
「早起きは三文の徳」は本当? 本当だと感じている。ただし得は小さい
三文の意味は? 一文銭3枚。「ごくわずか」という意味
なぜ割に合わないと感じる? 小さな得を1日で回収しようとするから
得はいつ見える? 続けて積み上がったとき(朝30分×1か月で1万字の論文)
損はある? ある。昼過ぎの強い眠気。だから全員には勧めない

「早起きは三文の徳」は、早起きで人生が一気に変わるという約束ではありません。

1日ぶんは本当に小さな得で、続けた人にだけ、積み上がった形で見えてくるものです。

もし早起きを試すなら、今夜は寝る時刻を先に決めて、明日の朝は起きた時刻を1行だけ記録してみてください。

なお、この記事で触れた「小さな得を、続けて積み上げる工夫」については、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。

その続きとして、朝に作った時間で何を書くのか、書いても読まれない時期をどう越えるのかをまとめた2冊目『三日坊主さんの発信』も出しました。こちらも全13章・500円で、Kindle Unlimitedの対象です。三日坊主で終わってしまう方に向けて書いたシリーズなので、よければあわせてご覧ください。

まだ解決できない悩みがありますか?

もし、この記事を読んでも解決できない悩みや、さらに深く知りたいトピックがあれば、以下の検索窓からブログ内の他の記事を探してみてください。

朝活の具体的なコツ、副業の始め方、メンタル管理術など、私が5年間の試行錯誤で得た知恵(資産)が、あなたの次の一歩を助けるヒントになるかもしれません。

最後に、少しだけ。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

私は特別な才能があるわけではありません。ただ、朝3時という静寂の中で自分と向き合うことで、どん底だった毎日を少しずつ、自分の手に取り戻してきました。

もし、私の拙い試行錯誤や「早起きを通じて人生を好転させるコツ」が、あなたの明日のほんの少しの力になれるのなら、これほど嬉しいことはありません。

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この記事を書いた人

「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。

かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。

反応的な不安に怯える日々を終わりにし、15年後の自分を心から笑顔にするための設計図を、私と一緒に描いてみませんか?

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