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読書習慣の始め方|30代で読書ゼロだった会社員が、朝10分から5年続けた手順

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読書習慣がなかった30代の会社員が、朝30分早く起きて10分だけ本を読む枠を作り、読み放題で本選びの手間を減らし、1ヶ月後にその時間へ次の習慣を置いていく読書習慣の始め方を表した図解

30代になって、「そろそろ本くらい読まないと」と思ったことはないでしょうか。仕事で求められることは増えていくのに、学生の頃から読書の習慣はない。周りの同年代が「月に何冊読んだ」と話しているのを聞くと、自分だけ取り残されているような気持ちになります。

そこで意気込んで本を何冊か買ってみる。ところが平日は仕事で疲れて、夜に開いても数ページで眠くなる。休日にまとめて読もうと思っているうちに、気づけば本棚の上で平積みになっている。「自分は本を読むのに向いていない人間なんだ」と、表紙を見るたびに小さく落ち込む。30代で読書習慣を始めようとした人の多くが、一度はここを通ると思います。

私も、まさにその場所から始めました。副業を始めようと決めたのは38歳の夏で、2人目の子どもが生まれる直前でした。立派な志があったわけではありません。自分が定年を迎える頃に、下の子がちょうど20歳になる。そこまでずっとお金がかかり続けると頭の中で計算してしまい、その数字が怖くて動き始めただけです。そして困ったことに、当時の私には読書の習慣がまったくありませんでした。朝に何かをする習慣も、ひとつもなかったのです。

きれいごとを抜きにして書くと、30代の読書習慣に足りないのは、意志の強さでも、良い本との出会いでもありませんでした。読む時間の「置き場所」が、1日のどこにも決まっていないことが、いちばんの原因だったと感じています。

この記事では、読書ゼロだった会社員が5年間朝の習慣を続けてきた立場から、次のことを書きます。

  • 30代で読書習慣が身につかない理由
  • 読書習慣ゼロだった私が、最初の1ヶ月にやった4つの手順
  • 読書習慣を続けるために、あえてやめたこと
  • 朝10分の読書が、そのあとの副業の土台になった話

本を買っても読めずに積んでしまう人、30代から読書を習慣にしたいけれど何から始めればいいか分からない人に向けて書いています。

結論から書きます。30代からの読書習慣の始め方は、読む量や冊数を決めるのではなく、朝の10分を先に確保することです。 何を読むか、何冊読むかは、その枠ができてからで十分でした。

目次

30代で読書習慣が身につかない理由

30代で読書を始めようとしてうまくいかないのは、本人のやる気の問題ではないと思っています。私自身を振り返ると、理由は2つありました。

「読むべき本」を探すところから始めてしまう

読書習慣を始めようとすると、まず「何を読めばいいか」を調べ始めます。30代で読むべき本、ビジネスパーソン必読の10冊。調べるほど候補が増えて、選ぶだけで疲れてしまいます。

ようやく選んだ本は、たいてい少し難しい本です。せっかく時間を使うなら、役に立つ本を読みたい。その気持ちが、読み始めるまでの心理的ハードルを上げていました。本を選ぶことに力を使い切って、肝心の読む時間が残っていなかったのです。

疲れた夜に、読む時間を置こうとしてしまう

もうひとつは、読む時間帯です。会社員が本を読もうとすると、多くの場合、仕事から帰ったあとの夜に置くことになります。

ところが夜の頭は、1日じゅう何かを選び続けたあとで、ほとんど残りがありません。ゲームで言えば、体力が尽きかけた状態です。寝て起きた朝は、宿屋に泊まった直後のように体も頭も回復しています。同じ10分でも、中身がまるで違いました。夜に読めなかったのは、本を読む力がないからではなく、残りわずかな時間に読書を押し込んでいたからだと、今は思っています。

読書習慣ゼロだった私が、最初の1ヶ月にやった4つの手順

副業を始めようと決めたとき、私はいきなりブログを始めたわけではありませんでした。先にやったのは、読書習慣を作ることです。その1ヶ月でやったことを、順番に書きます。

1. きっかけは不安のままでいい。目的を立派にしない

読書を始める理由を、立派にしなくていいと思っています。「教養を身につけたい」「自己成長のために」といった目的は、聞こえはいいのですが、疲れた朝に布団から出る力にはなりにくいものです。

私のきっかけは、お金への不安でした。家にいる時間が増えた時期で、続けていたバスケットボールにも行かなくなり、ネットを開くと「副業になる」「稼げる」という話が次々に流れてきました。何かしなければという焦りと不安が、そのまま本を開く理由になりました。

きっかけが前向きでなくても、習慣は始められます。大事なのは、理由の立派さではなく、次に書く「置き場所」のほうでした。

2. 読む量ではなく、朝に10分の枠を作る

最初に決めたのは、いつもより30分早く起きて、10分だけ本を読むことです。

10分というのは、ほとんど何も読めない長さです。1章も終わらない日もあります。それでも、10分なら眠い朝でも「それくらいなら」と思えました。決めたのは読む量ではなく、座る時間のほうです。

早く起きる時間に対して、読む時間はかなり短くしました。いきなり30分読もうと決めていたら、朝がしんどくなって、早起きそのものが続かなかったと思います。

読書時間の区切り方については、15分を単位にした考え方をこちらの記事でも詳しく書いています。

3. 本を選ぶ手間を、読み放題で小さくする

「何を読むか」で迷わないように、私は読み放題のサービスに登録しました。使ったのはKindle Unlimitedです。月額で対象の電子書籍が読み放題になるサービスで、ビジネス書や習慣づくりの入門書が対象に入っていることも多いです。

読み放題にしてよかったのは、合わない本をすぐにやめられることでした。1冊ずつ買っていると、「お金を払ったのだから最後まで読まなければ」と思ってしまい、合わない本で手が止まります。読み放題なら、数ページ読んでしっくりこなければ次に移れる。本選びに使っていた力を、そのまま読む10分に回せました。

読書習慣がない30代にとって、最初の壁は「どの本を読むか」です。そこを小さくしておくと、朝の10分が本を探す時間にならずに済みます。

4. 1ヶ月続いたら、その枠に次のものを1つだけ置く

朝10分の読書を1ヶ月ほど続けたところで、少しだけ感覚が変わりました。朝に、自分のための時間がある。その時間がすでにあるなら、そこに何かを置いてもいい気がしてきたのです。

私が次に置いたのは、ブログでした。ここで大事なのは、読書をやめて入れ替えるのではなく、できた枠に1つだけ足すことです。最初から読書もブログも勉強も一気に始めていたら、置く場所が足りずに全部たたんでいたと思います。実際、それ以前の私は、手を出したものを1〜2ヶ月でやめてばかりいました。

読書習慣を続けるために、あえてやめたこと

始め方と同じくらい大事だったのが、やめたことです。

「1冊読み切る」を目標にするのをやめた

読書習慣を始めた頃は、つい「今月は何冊読んだか」を数えたくなります。けれど冊数を目標にすると、読むのが遅い本や、途中で合わないと感じた本が、そのまま重荷になります。

見るのは冊数ではなく、朝に本を開けた日が何日あったか。これは自分の行動だけで決まるので、続けているかどうかの目安に使えます。

読めなかった日を責めるのをやめた

寝坊して読めなかった朝もあります。そんな日に「今日もダメだった」と自分を責める癖がつくと、朝の時間そのものが嫌いになっていきます。

読めなかった日は、体が疲れていたのだと受け止めて、翌朝また10分座る。それだけにしました。1日空いても、翌朝に戻ってくれば習慣は切れません。

目で読むことにこだわるのをやめた

活字を目で追うことだけが読書ではないと気づいてから、読める量はずっと増えました。

いま私が使っているのはAudibleです。本を耳で聴けるサービスで、初回は30日間の無料体験があります。朝の10分は目で読み、通勤や家事の時間は耳で聴く。こうして分けると、朝の枠を広げなくても、入ってくる本の量を増やせました。

朝10分の読書習慣が、30代からの副業の土台になった

読書習慣を作った朝の時間は、そのまま私の副業の土台になりました。

ブログを始めようとしたとき、最初につまずいたのは言葉でした。レンタルサーバーと言われても、何を借りるのかさっぱり分からない。最後は「1万円くらいなら、騙されてもいいか」と申し込みました。全部理解してから始めようとしていたら、たぶん今も始まっていません。

それでも踏み出せたのは、朝に座る時間がすでにあったからです。本を読むために作った10分があったので、「この時間に書けばいい」と迷わず決められました。始めた頃は、本で読んだ「毎日同じ時間に顔を出すのがいい」という話を守って、毎朝同じ時間に更新していました。

いま振り返ると、30代で読書習慣を始めたことの価値は、読んだ冊数よりも、朝に自分のための枠ができたことにありました。一度その枠ができると、そこに何を置くかは、あとからいくらでも選び直せます。

朝の時間そのものの作り方は、こちらの記事でまとめています。

まとめ|30代の読書習慣は「朝10分の置き場所」から始める

30代から読書習慣を始める方法を、読書ゼロだった私の体験からまとめます。

  • きっかけは不安のままでいい。 目的を立派にしなくても、習慣は始められる
  • 読む量ではなく、朝に10分の枠を作る。 30分早く起きて、読むのは10分だけ
  • 本を選ぶ手間を小さくする。 読み放題なら、合わない本をすぐ次に替えられる
  • 1ヶ月続いたら、その枠に次のものを1つだけ置く。 足すのは、場所ができてから
  • 冊数を数えず、読めなかった日を責めない。 見るのは、本を開けた日の数

30代で読書習慣がないことは、恥ずかしいことではありません。私も38歳まで、ほとんど本を読まずに過ごしてきました。足りなかったのは読む力ではなく、読む時間の置き場所でした。明日の朝、いつもより少しだけ早く起きて、10分だけ本を開いてみてください。

なお、この記事で触れた「読む量より先に、朝の枠を作る」という考え方については、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。三日坊主で終わってしまう方に向けて書いた一冊なので、よければあわせてご覧ください。

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もし、この記事を読んでも解決できない悩みや、さらに深く知りたいトピックがあれば、以下の検索窓からブログ内の他の記事を探してみてください。

朝活の具体的なコツ、副業の始め方、メンタル管理術など、私が5年間の試行錯誤で得た知恵(資産)が、あなたの次の一歩を助けるヒントになるかもしれません。

最後に、少しだけ。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

私は特別な才能があるわけではありません。ただ、朝3時という静寂の中で自分と向き合うことで、どん底だった毎日を少しずつ、自分の手に取り戻してきました。

もし、私の拙い試行錯誤や「早起きを通じて人生を好転させるコツ」が、あなたの明日のほんの少しの力になれるのなら、これほど嬉しいことはありません。

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この記事を書いた人

「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。

かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。

反応的な不安に怯える日々を終わりにし、15年後の自分を心から笑顔にするための設計図を、私と一緒に描いてみませんか?

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