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習慣化のおすすめ本は?ランキングではなく、読んで本当に行動が変わった本の話と、読んだだけで終わらせない選び方

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習慣化のおすすめ本を選ぶときの見方として、読んだあとに行動が1つ決まるか、続く形で手元に置けるかを整理した図解

「習慣化 本 おすすめ」と検索する方は、おそらく、これまでに何度か習慣を始めては途中でやめてしまい、「今度こそ続けたい」と思って、本に答えを探しに来た方ではないでしょうか。あるいは、すでに何冊か読んでみたものの、読み終えたときは気持ちが盛り上がっていたのに、数日たつと元の生活に戻っていた、という経験があるかもしれません。

その気持ちは、私にもよく分かります。私は2021年8月に朝活を始めて、5年続けています。ただ、その前の私は、本を買っては読んだ気になるだけの人間でした。タイトルに惹かれて買った本のうち、最後まで読めていない本は、いまも何冊もあります。

ここで、正直にお伝えしておきたいことがあります。この記事は、習慣化の本を何十冊も読み比べて、順位をつけたランキングではありません。私が書けるのは、実際に読んだり聴いたりして、自分の生活が変わった例と、変わらなかった例だけです。読んでいない本を、評判だけで「おすすめ」と書くことはしません。

その代わりに、お伝えできることがあります。それは、「読んだだけで終わった本」と「読んだあとに行動が変わった本」を、5年間の経験から振り返って、どこが違ったのかを整理したことです。本を選ぶときの見方と、読んだあとに習慣へつなげる小さなコツを、私の実例といっしょに書きます。

結論から言うと、習慣化の本を選ぶときに私が見るのは、次の3つです。

  • 読んだ翌日に、手を動かせる小さな一歩が1つ決まるか
  • 「足す」話だけでなく、「やめる」話が入っているか
  • 読むための手間が小さく、続けられる形で手元に置けるか

気になるところから読んでいただければと思います。

目次

習慣化の本は「全部読む」ものではなく「行動を1つ拾う」もの

最初に、1つだけ、私の考えを書いておきます。習慣化の本は、全部を読み切ることが目的ではない、ということです。

以前、家族と本の読み方で言い合いになったことがあります。「本は全部読まなければ意味がない」という意見に対して、私は「読書は人生が変わることが目的だから、全部読まなくてもいい」と答えました。いまでも、この考えは変わっていません。

もちろん、最後まで読んではじめて意味が分かる本もあります。一方で、習慣や自己啓発の本は、大事な主張が前のほうに固まっていることが多いと、私は感じています。そのため、私は本を読むときに、目次を見て、気になる章から読み始めることがあります。

習慣化の本を読む目的は、知識を増やすことではなく、自分の生活で「何を1つ変えるか」を拾うことだと思っています。何冊読んだかより、読んだあとに何を1つ変えたかのほうが、習慣には効いてきます。

実際に読んで、行動が変わった例:缶コーヒーをやめた話

では、私は何を拾ったのか。いちばん分かりやすい例を1つ挙げます。

ある年、厚切りジェイソンさんの本を読みました。その本を読んだことをきっかけに、私は、毎日の小さな出費を見直しました。私はその頃、会社で缶コーヒーを毎日、朝と昼の1日2本飲んでいました。会社の自販機なので1本100円です。20日間出勤すると、2本×100円×20日で、月に4,000円になります。

私は、それをやめました。

ここで私が大事だと思うのは、本の内容そのものより、読んだことをきっかけに「やめるもの」が1つ決まったことです。新しい習慣を足そうとして挫折するより、すでにある習慣を1つ引くほうが、始めやすいと、私は感じています。

こうした考え方を詳しく書いた記事もあるので、関心のある方はあわせてご覧ください。

続けやすかった読み方:本を「耳」で聴くという方法

もう1つ、私の習慣が変わった理由に、本の読み方があります。

正直に言うと、私は紙の本を電車で読むのが、あまり得意ではありません。ズボンのポケットにスマートフォンが入っていると、太ももにその感触があるだけで、ついSNSを開いてしまいます。朝の電車は眠いことも多く、本を開くところまでたどり着かない日が、ほとんどでした。

そこで助けになったのが、本を耳で聴く Audible です。Audibleは、プロのナレーターが本を朗読してくれる、Amazonの音声サービスです。初回は無料体験の期間がありますが、条件は時期によって変わるため、申し込む前に公式ページで最新の内容を確認してください。私が契約していた頃は、無料体験の後は月額1,500円でした。

聴く場所は、犬の散歩の途中や、洗濯物を畳むとき、電車の中です。私は2.3倍速で聴いているので、2時間ほどで1冊が聴き終わります。画面を見る必要がなく、再生ボタンを押して、スマートフォンを閉じて、目をつぶって聴き入るだけです。画面を開いて文字を追うという最初のハードルがないことが、私には合っていました。

「これはいい」と思った作品は、何度も聴き直します。20回くらい聴いた作品もあります。同じ作品を何度も聴くと、Audibleから記念のバッジが届きます。

私は、早起きを始めたことや、缶コーヒーを買わなくなったことを、Audibleで聴いた本のおかげだと感じています。ただし、これはあくまで私の実感で、全員に同じ効果があるとは言えません。

「聴いただけで終わった」失敗もある

ここまで書くと、「Audibleを契約すれば習慣が変わる」と思われるかもしれません。でも、私は、月額1,500円を払ったのに、1回も聴かなかった月があります。

なぜ聴かなかったのか、はっきりした理由は、いまも書けません。ただ、その経験から、本もサービスも、「契約すること」と「行動が変わること」の間には、大きな距離があると分かりました。

一方で、よく聴いていた時期を振り返ると、聴く場所はいつも、犬の散歩の途中や、洗濯物を畳むとき、電車の中でした。使う場面が決まっていたのです。これは私の推測ですが、本の中身より、「どの時間に使うか」が決まっているかどうかが、続くかどうかに関わっていたのではないかと思っています。

Audibleのような月額のサービスの使い方については、別の記事でも詳しく書いています。

習慣化の本を選ぶ3つの基準

ここまでの経験から、私が習慣化の本を選ぶときの基準を、3つにまとめます。これは私の経験から整理したもので、全員に当てはまる決まりではありません。

基準1:読んだ翌日に、手を動かせる小さな一歩が決まるか

1つ目は、読んだあとに、小さな一歩が決まるかどうかです。

缶コーヒーの例のように、読んだことをきっかけに「これをやめる」という具体的な一歩が決まった本は、生活が変わりました。読んだだけで終わってしまう本との違いは、一歩が決まるかどうかではないか、というのが、私の考えです。

本を選ぶときは、目次や冒頭を見て、「具体的な行動が書かれていそうか」を確かめてみてください。読み終えたとき、一歩を1つに絞れる本が、習慣につながりやすいと私は感じています。

基準2:「足す」話だけでなく、「やめる」話が入っているか

2つ目は、やめる話が入っているかどうかです。

新しい習慣を始めようとして、毎日の予定にもう1つ足すと、疲れている日には続かなくなります。缶コーヒーの例のように、すでにやっていることを1つ引く話が入っている本は、読んだあとに始めやすいと感じています。

もちろん、足す話が悪いわけではありません。ただ、足す話だけが続く本は、読み終えたときに「やることが増えた」という気持ちになりやすいので、自分の生活に余白があるときに読むほうが向いています。

基準3:読むための手間が小さく、続けられる形で手元に置けるか

3つ目は、読むまでの手間です。

どんなに評判のよい本でも、開くまでに手間がかかると、疲れた日には手が伸びません。私は、移動中や家事の合間には耳で聴く、というように、「その日の自分が楽にできる形」を選んでいます。

Kindle Unlimited は、月額で電子書籍が読み放題になるAmazonのサービスです。私も5年前から使っていて、100冊以上は読みました。何冊か試し読みして、合わなければすぐ閉じて別の本に替えられるので、「買ったのに読めない」という後ろめたさが小さくなります。対象の本は時期によって入れ替わるため、読みたい本が対象かどうかは、読む前にKindleストアで確認してください。

私が読んだ本の中で、いまも覚えている1冊

もう1冊、名前を挙げておきます。Kindle Unlimitedで読んだ『朝30分を続けなさい』という本です。

私が覚えているのは、ストーリーの展開でした。内容がイメージしやすく、読み終えたあとに「毎日続けていこう」という意識になりました。細かい内容を、すべて正確に覚えているわけではありません。ただ、この本が、私にとって毎日続ける意識の入り口になったことは確かです。

読んだだけで終わらせない、小さなコツ

最後に、読んだあとに習慣へつなげるためのコツを、ここまでの経験をもとに3つ書きます。

  1. 読み終えたら、その場で「明日やること」を1行だけ書く(2つ以上は書かない)
  2. 「やめること」が1つあれば、それを先に実行する(足す習慣は、その次にする)
  3. 本の読み方に迷ったら、聴く・読む・目次から読むのうち、いちばん楽な形に変える

特に大事なのは、1行だけ書くことです。1冊の本から、拾う行動は1つで十分です。あれもこれもと拾おうとすると、結局、何も実行できずに終わってしまうからです。

習慣化の本に関するよくある疑問

習慣化の本は、何冊くらい読めばいいですか

私は、冊数に決まりはないと考えています。100冊以上読んだ時期もありますが、人生で大事なことは、たくさん読んでも抽象的には似た話が多いと感じるようになりました。何冊読んだかより、1冊から1つ行動を拾えたかを見るほうが、習慣には役立つと思います。

最後まで読めない本は、読むのをやめてもいいですか

私は、やめてよいと考えています。私自身、最後まで読めていない本がたくさんあります。読み終えることが目的ではなく、1つ行動を拾うことが目的だからです。拾えたなら、その時点で役目は果たしています。

紙の本と、耳で聴く本は、どちらが習慣化に向いていますか

私の場合は、移動中や家事の合間には耳で聴くほうが続きました。ただ、これは人によって違います。紙の本のほうが集中できるという方もいるでしょう。「いまの自分が、いちばん楽に始められる形」を選ぶのがよいと考えています。

まとめ:習慣化の本は「読んだあとに何を変えたか」で選ぶ

習慣化のおすすめ本について、私なりの選び方をまとめます。

  • 習慣化の本は、全部読むものではなく、行動を1つ拾うもの
  • 基準1:読んだ翌日に、手を動かせる小さな一歩が決まるか
  • 基準2:「足す」話だけでなく、「やめる」話が入っているか
  • 基準3:読むための手間が小さく、続けられる形で手元に置けるか
  • 買うことと行動が変わることの間には距離がある。使う場面を先に決めておく

ただし、これは私の生活の中で感じたことで、全員に当てはまるわけではありません。もし今夜、1つだけ試すなら、手元にある本のどれか1冊を開いて、「明日やめること」を1行だけ書いてみてください。それだけでも、読んだ本が、少しだけ習慣に近づくかもしれません。

なお、この記事で触れた習慣を続ける仕組みについては、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。

その続きとして、朝に作った時間で何を書くのか、書いても読まれない時期をどう越えるのかをまとめた2冊目『三日坊主さんの発信』も出しました。こちらも全13章・500円で、Kindle Unlimitedの対象です。三日坊主で終わってしまう方に向けて書いたシリーズなので、よければあわせてご覧ください。

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最後に、少しだけ。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

私は特別な才能があるわけではありません。ただ、朝3時という静寂の中で自分と向き合うことで、どん底だった毎日を少しずつ、自分の手に取り戻してきました。

もし、私の拙い試行錯誤や「早起きを通じて人生を好転させるコツ」が、あなたの明日のほんの少しの力になれるのなら、これほど嬉しいことはありません。

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この記事を書いた人

「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。

かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。

反応的な不安に怯える日々を終わりにし、15年後の自分を心から笑顔にするための設計図を、私と一緒に描いてみませんか?

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