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「副業の時間なんて、探せばあるはずだ」。そう言われるたびに、正直モヤモヤしていました。1日は24時間ある。通勤もあるし、昼休みもあるし、帰ってからの時間だってゼロじゃない。理屈の上では、副業に使える隙間はいくらでもあるように見えます。それなのに、実際に手を動かせた日は、週に1日あるかないか。「時間はあるはずなのに、なぜか進まない」というこの矛盾に、何年も心当たりがありました。
私も最初は、通勤電車の中でスマホを開いてネタを考えたり、昼休みに10分だけメモを取ったり、退勤後にカフェに寄って作業しようとしたり、思いつく限りの時間帯を片っ端から試しました。結果はどれも似たようなものでした。通勤中はスマホの画面を眺めているだけで満員電車に押しつぶされて終わり、昼休みは同僚との会話や食事に流れて気づけば10分しか残っていない、退勤後のカフェは疲労でコーヒーを飲みながらぼんやりして、結局何も進まないまま閉店時間になる。どの時間帯も、「時間としては存在しているのに、副業として機能しない」という同じ壁にぶつかっていたのです。
一番こたえたのは、退勤後に「今日こそやる」と決めて帰ったのに、玄関で靴を脱いだ瞬間にやる気が消えてしまう感覚でした。ソファに座ってスマホをスクロールしているうちに1時間、2時間が過ぎていく。そして布団に入ってから「また今日も何もできなかった」と天井を見つめて自己嫌悪する。この繰り返しに、いい加減うんざりしていました。結論から書きます。副業の時間が作れないかどうかは、意志の強さでは決まりません。どの時間帯に置くか、という配置の問題です。私は5年間かけて、通勤・昼休み・夜・早朝のすべてを実際に試し、最終的に朝の時間にたどり着きました。この記事では、それぞれの時間帯で何が起きたのか、そしてなぜ会社員にとって早朝がもっとも現実的な選択肢になり得るのかを、私自身の体験から書いていきます。
副業の時間を作ろうとするとき、候補になる時間帯は大きく分けて4つあります。それぞれ、実際にやってみて何が起きたのかを整理します。
通勤中は、アイデアを練ったり、記事の構成を頭の中で組み立てたりするには向いています。実際、今日は何を書こうかと考える時間としては悪くありません。ただし、満員電車の中でスマホを取り出して文章を打つのは現実的ではありませんでしたし、座れた日でも、乗り換えや到着のたびに集中が切れてしまいます。通勤中は「仕込み」の時間にはなっても、「完成させる」時間にはなりにくい。これが、私が何度も試して得た結論です。
昼休みは、まとまった45分から1時間があるように見えて、実際には同僚との食事や雑談、午後の仕事の準備に流れていきます。無理に一人でパソコンを開こうとすると、今度は職場での人間関係がぎこちなくなる場面も出てきます。副業のために本業の居心地を犠牲にするのは、長期的に見て割に合いません。昼休みは、貴重ではあるものの、毎日安定して確保できる時間帯ではなかったというのが実感です。
一番期待していたのに、一番うまくいかなかったのが夜でした。本業で1日分の判断力を使い切った頭で、新しく何かを作り出そうとしても、質の良いものはなかなか生まれません。それどころか、疲れているからこそ「今日は休もう」という言い訳のほうが説得力を持ってしまいます。会社の飲み会や付き合いが入れば、それだけで夜の時間はまるごと消えます。夜は、体力と判断力の両方が残り少ない状態からのスタートになる。これが、夜に副業を置くことの一番の弱点でした。
最後にたどり着いたのが早朝です。最初は4時半起きから始めました。当時はSNSで1時40分や2時頃から作業を始めている人を見かけて、もう少し早くしてみようと思い、3時起きに切り替えました。3時から5時までの2時間は、家族はまだ眠っていて、会社の連絡も来ません。通勤中のように途中で乗り換える必要もなく、昼休みのように人間関係に気を遣う必要もなく、夜のように判断力を使い果たしてもいません。唯一、誰にも奪われずに済む時間帯だったのです。
ここまで読むと、「結局は早起きできる意志の強さの話でしょう」と思われるかもしれません。ですが、実際はそうではありません。
地域の夏祭りで生ビールを何杯も飲み、気持ちよく酔っ払って帰った翌朝のことです。3時に起きられるか不安でしたが、案の定起きられず、気づいたのは5時半でした。スマホの充電が切れてアラームが鳴らなかったのです。それでも、頭が痛い中でパソコンの前に向かい、1時間ほど作業をしました。完璧に3時から始められなかったことを責めるのではなく、「今日はこういう日もある」と捉えて、できる範囲で時間帯をずらしただけで続けられた。この経験から、早朝という配置は、多少崩れても復元しやすいという意味でも、平日の中でもっとも扱いやすい時間帯だと感じています。
早朝の時間を副業に使うようになってから、AIツールへの投資も欠かせなくなりました。ただし、お小遣いは限られています。ある月は、サンダルの購入やレンタルサーバーの更新、娘の誕生日の外食などが重なり、決められた予算の上限ぎりぎりまで支払いが確定していました。そんな中で、月1万6,000円ほどする上位プランへの契約は見送り、まずは今のプランを2つ運用しながら様子を見る、という判断をしました。時間だけでなく、お金についても「全部を一度に手に入れよう」とせず、平日の中で無理なく続けられる範囲に収める。この考え方は、時間の配置にもそのまま通じています。
実際に4つの時間帯を試してわかった、時間帯選びの視点をまとめます。
通勤も昼休みも夜も、時間としては存在しています。しかし、他人や状況に横取りされやすい時間帯は、副業の時間としては機能しません。1日のうち、誰にも奪われない時間帯がどこにあるかを、まず洗い出してみてください。
二日酔いの朝のように、予定通りいかない日は必ずあります。大切なのは、崩れたときに元の時間帯に戻ってこられるかどうかです。早朝は、多少ずれても「その日の朝の中で」なんとかなる、復元力のある時間帯でした。
副業に使えるお金にも上限があります。すべてのツールに一度に投資しようとせず、今の予算でできる組み合わせを選び、必要になったタイミングで見直す。時間もお金も、無理に足そうとせず、今ある枠の中でどう配置するかを考えることが、平日を回し続けるコツだと感じています。
最後に、この記事の要点をまとめます。
副業の時間は、1日のどこかに隠れているものを探し当てるものではなく、どの時間帯に置くかを自分で決めるものです。私は通勤も昼休みも夜も試した末に、早朝という配置にたどり着きました。あなたにとっての正解は、まだ試していない時間帯にあるかもしれません。まずは1週間、いつもと違う時間帯に副業を置いてみることから始めてみてください。
なお、この記事で触れた「意志ではなく配置で時間を作る」という考え方については、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。平日の時間の使い方に悩んでいる方に向けて書いた一冊なので、よければあわせてご覧ください。
もし、この記事を読んでも解決できない悩みや、さらに深く知りたいトピックがあれば、以下の検索窓からブログ内の他の記事を探してみてください。
朝活の具体的なコツ、副業の始め方、メンタル管理術など、私が5年間の試行錯誤で得た知恵(資産)が、あなたの次の一歩を助けるヒントになるかもしれません。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
私は特別な才能があるわけではありません。ただ、朝3時という静寂の中で自分と向き合うことで、どん底だった毎日を少しずつ、自分の手に取り戻してきました。
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「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。
かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。
反応的な不安に怯える日々を終わりにし、15年後の自分を心から笑顔にするための設計図を、私と一緒に描いてみませんか?
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