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人生の価値は「家族との時間」にある。副業で稼ぐより先に決めるべきこと

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稼ぐことを手段、家族との時間を目的として優先順位を先に決めることで人生の価値を守る会社員の朝活実践法を表した図解

「家族のために稼ぎたい」。そう思って始めた副業のはずなのに、気づけばパソコンの前から離れられず、子どもの「遊ぼう」に「あとでね」と返している。休日も頭の片隅で作業のことを考えていて、体は家にあるのに心はここにない。——この矛盾に、後ろめたさを感じたことはないでしょうか。

きれいごとを抜きにして正直に書きます。私自身、つい先日この矛盾で娘を泣かせました。寝る前の絵本の読み聞かせで、朝3時起きの眠気に負けてうつ伏せのまま寝落ちしてしまい、何度も注意していた娘に、最後はパチンと顔を叩かれたのです。泣いている娘を前にして、「一体、何のために毎朝早起きしているんだろう」と、自分の胸ぐらを掴みたくなりました。稼ぐための努力が、いちばん大切なはずの相手を傷つけていた。この本末転倒に、頭を殴られたような気持ちになりました。

だからこそ、はっきり言い切ります。人生の価値は、稼いだ金額でも、副業の成果でもありません。家族と過ごす、何でもない時間そのものです。そして「稼ぐこと」は、その時間を守るための手段でしかありません。ここを取り違えた瞬間に、人は家族を犠牲にして家族のために稼ぐという、出口のない矛盾に落ちていきます。

この記事では、5年間副業を続けながら、それでも「家族との時間」を人生の一番上に置き続けてきた私が、稼ぐことより先に決めている優先順位と、失敗から学んだ具体的な守り方を書いていきます。

目次

いちばん怖いのは「稼げないこと」ではない

もし今のやり方のまま3年経ったとして、自分にとって一番恐ろしいシナリオは何か。真剣に考えたことがあります。

答えは、「稼げないこと」ではありませんでした。「朝活をやめてしまうこと」でもない。私が心の底から怖いと思ったのは、家族が自分から離れてしまうこと、ただ一つでした。

これに比べれば、副業の収益が伸びないことも、早起きが続かないことも、本当に些細な話です。だって、そもそも家族と幸せに過ごすために稼ごうとしているのですから、その家族が離れてしまったら、稼ぐ意味そのものが消えてしまう。順番を間違えてはいけないのです。

副業や自己投資の情報を追いかけていると、いつのまにか「いくら稼いだか」が人生の点数のように見えてきます。SNSを開けば、月に何十万、何百万と稼ぐ人の発信が流れてきて、心がざわつく。私も、いまだにその揺らぎから完全には自由になれません。けれど、そのたびに立ち返るのはこの問いです。「その数字は、家族が離れてでも欲しいものなのか?」と。

答えはいつも、ノーです。

「人生の価値=家族の時間」と決めると、判断が速くなる

人生の価値を「家族との時間」に置くと決めてしまうと、日々の細かい判断が驚くほど速くなります。何を優先し、何を手放すかの基準が、一本に定まるからです。

飲み会に行かない選択も、迷わなくなる

わかりやすい例が、会社の付き合いです。私はお酒の席にほとんど行きません。以前は「付き合いが悪いと思われないか」と気にした時期もありましたが、今はまったく迷いません。

理由はシンプルで、その2時間を「同僚の愚痴に付き合う時間」に使うのか、「家に帰って娘の顔を見る時間」に使うのかを天秤にかければ、答えが決まっているからです。お酒を飲まない選択で失ったものは何か、と自分に問うても、正直ほとんど思い浮かびません。奢り奢られの貸し借りが生まれない、という程度のことです。それよりも、帰宅したときに娘が駆け寄ってきて、今日あった出来事を一生懸命に教えてくれる——あの30秒のほうが、私にとってはるかに価値がある。

もちろん、すべての付き合いを切れと言いたいのではありません。ただ、判断の基準を「人生の価値=家族との時間」に置くと、断ることへの罪悪感が驚くほど軽くなる、ということです。

稼ぐことは「目的」ではなく「手段」に戻る

優先順位を決めると、稼ぐことが正しい位置に戻ってきます。つまり、目的ではなく手段の座に。

私が5年前にブログを始めたきっかけも、突き詰めれば家族でした。当時、10歳離れた下の娘が生まれることになり、これから長い年月にわたって教育費がかかり続けることに気づいた。今の給料のままで、家族が我慢を強いられる未来は避けたい。その一心で、それまで3年間続けていたゲームをきっぱりやめ、その時間を副業に充てました。

このとき私が手放したのは「ゲームの時間」であって、「家族の時間」ではありません。ここが肝心です。副業のために削っていいのは、価値の低い時間のほう。惰性の飲み会、なんとなく続けていた娯楽、目的のないスマホの時間——こうした時間を引き算して、その分を副業に回す。決して、家族との時間を削って捻出するのではない。この順番さえ守れば、稼ぐことと家族を守ることは、対立しなくなります。

家族の時間を「聖域」にするための、物理的な仕組み

とはいえ、気合いや意志だけで優先順位を守り続けるのは、正直しんどいものです。眠ければ寝落ちするし、疲れていれば家族より自分を優先したくなる。私が娘を寝落ちで泣かせたのが、その動かぬ証拠です。

だから私は、意志ではなく仕組みで家族の時間を守るようにしています。

  • 自分の作業は、家族が寝ている時間に閉じ込める。私の作業時間は朝3時から5時までの2時間だけです。妻や子どもが起きてくる前に終わらせる。誰も起きていない時間なら、家族の時間を1秒も奪わずに済みます。
  • 家族が起きる時間には、パソコンを開かない。5時を過ぎて妻が朝の支度を始める横で、自分だけ作業に没頭するのは、どうしても気が引けます。だから5時以降はパソコンを閉じ、犬の散歩や朝の家事に切り替える。物理的に道具を手放すことで、心が家族に向きます。
  • 寝かしつけのやり方を変える。娘を泣かせた反省から、絵本はうつ伏せで読むのをやめ、あぐらの上に娘を乗せて読むようにしました。眠気に負ける前提で、負けにくい姿勢をあらかじめ作っておく。これも立派な仕組みです。

こうして「家族の時間はここ」と物理的に区切ってしまえば、あとはその枠を守るだけでよくなります。毎回どちらを優先するか悩まなくて済む。この「悩まなくて済む」状態こそが、優先順位を仕組みに落とし込む最大のメリットです。

15年続けた先に、どんな朝を迎えていたいか

最後に、少し先の話をさせてください。

私は今43歳です。この生活を15年続けたら58歳、定年間近になります。そのとき、どんな朝を迎えていたいか。想像するのは、お金の不安が消えて、家族と過ごす時間がむしろ増えている——そんな穏やかな朝です。会社にしがみつくのではなく、自分の力で少し稼げるようになって、畑を一つ持ち、丁寧で質素な暮らしをしている。派手ではないけれど、家族が隣にいる。

その未来のために、今、稼ぐ仕組みを仕込んでいる。順番はあくまでこうです。家族との時間という目的があって、そのために稼ぐという手段がある。この矢印を、絶対に逆向きにしない。

もしあなたが今、「家族のために」と思って始めた副業で、逆に家族との時間をすり減らしているなら。一度立ち止まって、自分にとっての人生の価値がどこにあるのかを、書き出してみてください。稼ぎたい金額ではなく、失いたくない時間のほうを。それが決まれば、今日から何を優先し、何を手放せばいいかは、驚くほどはっきり見えてくるはずです。

その最初の一歩は、今日一日で一番心が動いた30秒を、三行だけ書き残すことからで十分です。多くの場合、その30秒は、家族と過ごした何でもない時間の中にあります。

なお、この記事で触れた「家族との時間を守るために、意志ではなく仕組みで動く」という考え方については、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。家族との時間も自分のやりたいことも諦めたくない方に向けて書いた一冊なので、よければあわせてご覧ください。

まだ解決できない悩みがありますか?

もし、この記事を読んでも解決できない悩みや、さらに深く知りたいトピックがあれば、以下の検索窓からブログ内の他の記事を探してみてください。

朝活の具体的なコツ、副業の始め方、メンタル管理術など、私が5年間の試行錯誤で得た知恵(資産)が、あなたの次の一歩を助けるヒントになるかもしれません。

最後に、少しだけ。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

私は特別な才能があるわけではありません。ただ、朝3時という静寂の中で自分と向き合うことで、どん底だった毎日を少しずつ、自分の手に取り戻してきました。

もし、私の拙い試行錯誤や「早起きを通じて人生を好転させるコツ」が、あなたの明日のほんの少しの力になれるのなら、これほど嬉しいことはありません。

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この記事を書いた人

「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。

かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。

反応的な不安に怯える日々を終わりにし、15年後の自分を心から笑顔にするための設計図を、私と一緒に描いてみませんか?

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