朝活のお供に

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「朝 起きれない 甘え」と検索する方は、おそらく、誰かに「それは甘えだ」と言われたか、自分で自分にそう言い聞かせている最中ではないでしょうか。アラームを止めて二度寝をしてしまった朝。起きなければと思っているのに、体が動かなかった朝。そんな朝が続くと、「自分の意志が弱いだけなのかもしれない」と、責める気持ちが出てきます。
私は2021年8月に朝活を始めて、5年続けています。始めた頃は朝4時半、いまは朝3時に起きる生活です。こう書くと、朝に強い人のように聞こえるかもしれません。けれど、実際には、二度寝をした朝も、アラームに気づかなかった朝も、何度もあります。目が覚めた瞬間に「もうこんな時間か」と目を疑って、その日一日、気分が沈んだこともあります。
そのたびに、私は自分に聞いていました。これは甘えなのか、と。結論から言うと、私が5年続けて行き着いたのは、「甘えかどうか」を決めようとするのではなく、「手を入れられるところに分けて見る」という考え方でした。起きれない朝の原因は、気持ちの強さだけではなく、睡眠、起きたあとの理由、アラームの環境など、いくつかに分かれていると感じています。
私の場合、甘えと呼ぶ前に見直したのは、次の3つです。
ただし、これは私の生活の中で感じたことで、体質や必要な睡眠時間は人によって違います。また、起きれない状態が長く続いたり、気分の落ち込みを伴ったりする場合は、甘えかどうか以前に、体や心の調子を整えることが大切だと思います。その場合は、無理をせず、専門の方に相談してください。この記事では、私の経験を順に書いたうえで、見直す順番まで整理します。使えるところだけ、持ち帰っていただければと思います。
先に、私の考えを書いておきます。朝起きれないことを、「甘え」の一言で片づけるのは、少し乱暴ではないかと私は思っています。
理由は、起きれなかった朝を振り返ると、たいていは理由があったからです。前の晩に寝るのが遅かった。お酒を飲んだ。体調がよくなかった。そういう朝に起きれなかったのは、気持ちが弱いからというより、単純に、体が休み足りていなかったのだと感じます。
もちろん、「起きる理由がない」「やることが決まっていない」ことが、起きれない原因になっている朝もあります。それは、意志の強さの問題というより、仕組みの問題です。仕組みの問題であれば、手を入れて変えられます。甘えかどうかを問い詰めるより、どこに手を入れるかを探したほうが、次につながると私は考えています。
意図せず二度寝をしてしまった朝は、朝活を始めた最初の頃に、まとまっていました。目が覚めた瞬間に、時計を見て、「もうこんな時間か」と思う。そのあと、布団の中で動けない。あの数分間は、いまでも覚えています。
いまは、少し違います。二度寝を受け入れるというより、うまく付き合う形になってきました。起きれなかった朝は、淡々とその日を過ごします。過去を悔やんでも仕方がないですし、悩んでいる時間ももったいないと感じるからです。
二度寝どころか、アラームに気づかない朝もあります。お酒を飲んだ日は、特にそうです。私は家族と一緒に寝ているので、音を鳴らさず、バイブレーションでアラームをかけています。音より気づきにくいので、気づかない日もあります。
これを「甘え」と呼ぶことは、できるでしょうか。私には、環境と状態の問題に見えます。お酒を飲んだ翌朝で、しかも音のないアラームを使っている。気づけなくても不思議ではない組み合わせだと思います。
なぜ起きれなかったのかを考えると、いちばん多い答えは、単純に睡眠時間が足りていなかった、ということでした。あまり遅く寝ついたときは、朝活をしないと決めて、アラームを切ることがあります。少し体調が悪いときも、同じです。
つまり、私は「起きれなかった」というより、「起きないと決めた」朝があります。起きれなかった自分を責めるのではなく、最初から起きない日を決めておく。そうすると、起きれなかった朝の意味が変わります。
ここからは、私が実際に見直したことを、順に書きます。
起きれない朝を見直すとき、私はまず、前の晩の寝る時刻を見ます。起きる時刻だけを早めて、寝る時刻はそのまま、という状態になっていないか、ということです。
いまの私は、3時起きの前の晩は、21時には寝室に行きたいと考えています。遅くとも21時半から22時には電気を消して、最低でも5時間ほどは眠れる形にしています。そのために、夕方から、夕飯・お風呂・歯磨きを前倒しで動いています。夜になってから急いで寝ようとしても、間に合わないからです。
ただし、必要な睡眠時間は人によって違います。この数字は、私の場合の目安にすぎません。ご自身の体調を見ながら、調整してください。
次に、起きたあとにやることが決まっているかどうかを見ます。何をするか決まっていない朝は、布団から出る理由が薄くなるからです。
私が朝活を始めた最初の一週間は、HTMLとCSSの勉強をして、学んだことをブログに書くと決めていました。そのための本も、パソコンと一緒に机の上に出してありました。起きたら、机に座って、本を開いて、書く。その流れが、前の日までに決まっていました。
これは、意志が強いから起きられたのではなく、起きる理由が前の日に用意されていたから、起きられたのだと思います。やることは、小さくて構いません。「本を30分読む」「記事を1本書く」のように、起きてすぐ手をつけられる形がよいと思います。
最後に、アラームの環境です。始めたばかりの頃の私は、娘が生まれた直後で、妻と娘は実家にいました。そのため、音を鳴らしてアラームをかけることができました。4時半に鳴らして、確実に目を覚ませたことが、最初の一週間でいちばん効いたと思います。
いまは、家族と寝ているため、音は鳴らさず、バイブレーションにしています。その分、気づかない朝もあります。ここは、環境によって答えが変わるところです。家族と寝ている方は、同じ方法をそのまま使えません。その場合は、「自分の環境で、確実に目が覚める方法」を探すことが、準備の中身になります。
ちなみに、私は、アラームの音が「耳障りになる」と家族に言われた経験があります。バイブにしても、壁際や床に置くと硬いものに触れて音が響く、と言われたこともあります。聞こえるかどうかを決めるのは、寝ている側です。置き場所を変えるなど、環境の工夫は、遠慮なく試してよいと思います。
起きれなかった朝は、責める代わりに、次のように扱っています。
睡眠時間が十分に取れていない朝活は、割と無意味になる、というのが、私の実感です。効率を上げるために朝の時間を使っているのに、それでは逆効果です。質の低い時間は、積み上げない。そう決めています。
反対に、早く目が覚める日もあります。1時でも2時でも、そのまま起きて朝活を始めたことがあります。私は、起きる時刻に体を合わせるというより、体が回復したという合図があったら起きる、というスタンスでやっています。その代わり、そういう日は昼間にとても眠くなるので、夜は早く寝ます。
私は、そうとは限らないと思います。睡眠が足りない、起きる理由がない、アラームに気づけない、など、手を入れられる原因が混ざっていることが多いからです。ただし、体質や体調による場合もあります。つらさが続くときは、専門の方に相談してください。
私は、その朝は自分を責めず、淡々とその日を過ごします。そのうえで、前の晩の寝る時刻を見直します。同じことが続くなら、起きる時刻を少し遅らせる選択もあると思います。
私は医師ではないので、断定はできません。気分の落ち込みや、強いだるさが続く場合は、甘えかどうかを考えるより先に、体や心の調子を確認するほうがよいと思います。
朝起きれないのは甘えなのか、という問いに、私が現時点で出せる答えをまとめます。
ただし、これは私の生活の中で感じたことです。もし今夜、1つだけ試すなら、「明日の朝に起きたらやること」を1つ決めて、必要な道具を机の上に出してから寝てみてください。それだけでも、朝の気持ちは少し変わるかもしれません。
あわせて、続けるための考え方や睡眠については、こちらの記事もご覧ください。



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