朝活のお供に

根性ではなく仕組みで続けるための工夫を全15章にまとめました。500円、Kindle Unlimited(読み放題)の対象です。

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「習慣化 何日かかる」と検索したことのある方は、おそらく、何かを始めては途中で止まり、「あと何日がんばれば楽になるのか」を知りたいのだと思います。
ゴールが見えないまま続けるのは、しんどいものです。「21日で習慣になる」と聞いて頑張ったのに、21日を過ぎても少しも楽にならなかった。そんな経験があると、「自分は習慣化が苦手なのだ」と思ってしまいます。
私も、三日でやめた朝が何度もありました。二度寝した翌朝に、自分を責めたこともあります。再開する日を決めずに休んで、ブログを半年止めてしまったこともあります。
結論から言うと、習慣化にかかる日数を調べた研究では、平均は66日でした。ただし人によって18日から254日まで、大きな差がありました。 そして、私がいちばん大事だと思っている結果がもう1つあります。1日抜けても、その後の伸びにはほとんど影響がなかった、という点です。
つまり、「何日で完成するか」を数えるよりも、「抜けた次の日に戻れるか」のほうが、続けるうえではずっと大事だということです。私は朝3時に起きて作業する生活を5年続けていますが、毎日欠かさずやれたわけではありません。続いた理由を振り返ると、休まなかったことではなく、休んだあとに戻ってこられたことが大きかったと思っています。
この記事では、次の順に整理します。
「66日やれば必ず習慣になる」と言い切れる記事ではありません。ただ、日数に振り回されて三日坊主を責めるのをやめるきっかけには、なると思っています。
よく紹介されるのが、フィリッパ・ラリーさんらが2010年に発表した研究です。英国心理学会の「Research Digest」でも紹介されています。
研究の内容をまとめると、次のとおりです。
その結果、平均は66日でした。
ただし、ここが大事なところです。平均は66日でも、早い人は18日、遅い人は254日と見込まれるほど、差が大きかったのです。
また、水を飲むような簡単な行動より、運動のような手間のかかる行動のほうが、習慣になるまで時間がかかりました。運動を選んだ人は、食べる・飲む行動を選んだ人のおよそ1.5倍かかったと紹介されています。
この結果から分かるのは、「何日で習慣になるか」に、誰にでも当てはまる答えはないということです。21日でも66日でも、それはあくまで目安です。自分が選んだ行動が重いものなら、もっと長くかかって当然です。
「21日続ければ習慣になる」という話を聞いたことがある方は多いと思います。ところが、この研究の平均は66日でした。手間のかかる行動ほど、さらに長くかかります。
朝早く起きて作業するのは、水を1杯飲むのに比べれば、ずっと重い行動です。3週間で楽にならなくても、それは向いていないからではなく、まだ途中だからだと考えられます。
私自身、5年続けた今も、日中はかなり眠く、電車で寝てしまう日もあります。「楽になったら習慣」という基準で見ていたら、私はいまだに習慣化できていないことになります。
ここで私がおすすめしたいのは、最初から長めに見積もっておくことです。
私は、時間のものさしを長く持つようにしています。たとえば、世間でよく言われる「1万時間」という目安を、毎日2時間で割ると、1年でおよそ700時間、1万時間までは約14年かかります。5年続けた今の私は、まだ3分の1の地点です。
そう考えると、気持ちが少し楽になりました。66日でも、254日でも、14年の中の一部です。「まだ習慣になっていない」と焦る必要はありません。
この研究で、私がいちばん救われたのはこの部分です。
1日やらなかった日があっても、その後の伸びにはほとんど影響がありませんでした。 ただし、何度も抜けると、少しずつ影響が積み重なったとも紹介されています。
つまり、「1日休んだら全部が台無しになる」わけではないのです。台無しになるのは、1日休んだことをきっかけに、そのままやめてしまったときです。
振り返ると、私が三日坊主で終わったときは、いつも同じ形でした。
1日休む。すると自己嫌悪が始まる。「どうせ自分は続かない」と考えて、そのまま戻らなくなる。休んだこと自体より、休んだあとの自分の責め方が、やめる原因になっていました。
ブログを半年止めてしまったときも、そうでした。休むことは決めたのに、再開する日を決めていませんでした。戻るきっかけがないまま、半年が過ぎていました。
研究の結果と自分の失敗を合わせて、私が今やっていることを4つ紹介します。どれも、日数を数えるより、戻りやすくするための工夫です。
いちばん大事にしているのがこれです。
体調を崩して、鼻にティッシュを詰めていた日がありました。そのとき、翌日と翌々日は休むと決めました。同時に、再開する日も日付で決めました。
「治ったら」ではなく、「◯日から」です。日付で決めておくと、その日が来たら、迷わず戻れます。半年止めてしまった失敗のあと、休むときはこの形にしています。
私は毎晩、3時・3時15分・3時30分・3時45分の4つのアラームをかけています。
それでも起きられない日があります。そういう日は、朝の作業をしないと先に決めています。そして、自分を責めません。
起きられなかった日にどうするかを決めていないと、そのたびに「どうしよう」「自分はだめだ」と考えることになります。先に決めておけば、ただのルールどおりの1日で終わります。翌日はまた、いつもどおりアラームが鳴ります。
研究でも、簡単な行動ほど早く習慣になっていました。重いままでは、続けるのが難しくなります。
私の毎朝の作業は、実際は30分ほどです。3時に起きて、3時半か3時40分には終わります。途中で止まってしまえば、続けていることにはなりません。だから、続けられる強さまで落としています。
「これだけでいいのか」と思うくらいの量で構いません。量を増やすのは、続くようになってからで十分です。
続けることを選ぶときの基準も、少し変えました。
「好きなこと」を選ぶと、成果が出ないだけで嫌いになってしまうことがあります。一方で、「苦しくないこと」は、成果が出なくてもあまり揺らぎません。私の場合、朝早く起きることと、文章を書くことは苦ではありませんでした。だから残ったのだと思います。
習慣にしたいことが続かないときは、「好きか」ではなく「苦しくないか」で見直してみると、選び直すヒントになるかもしれません。
この記事で紹介した研究は、「水を飲む」「軽い運動をする」といった、日常の小さな行動についてのものです。睡眠を削ってまで続けることを勧めるものではありません。
朝の時間を作るために早く起きるなら、そのぶん早く寝ることが前提です。夜勤のある方、子育て中で夜中に起きる方、持病のある方は、私と同じやり方を真似しなくて大丈夫です。
日数を記録すること自体は、悪いことではありません。ただ、日数が途切れたときに自分を責める道具になってしまうなら、数えないほうがいいと思っています。
見るなら、「何日連続か」ではなく、「抜けたあと、何日で戻れたか」を見るようにしています。


習慣化にかかる日数について、研究と私の経験をまとめます。
もし今日から1つだけ試すなら、カレンダーを開いて、「次に休む日」と「その次に再開する日」を、先に書き込んでみてください。休む日が決まっていると、休んでも戻る場所が見えています。
毎朝の短い動画は、Instagram と TikTok(どちらも @yadoriblog)で出しています。
なお、この記事で触れた「1日抜けても戻る」続け方については、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。
その続きとして、朝に作った時間で何を書くのか、書いても読まれない時期をどう越えるのかをまとめた2冊目『三日坊主さんの発信』も出しました。こちらも全13章・500円で、Kindle Unlimitedの対象です。三日坊主で終わってしまう方に向けて書いたシリーズなので、よければあわせてご覧ください。
もし、この記事を読んでも解決できない悩みや、さらに深く知りたいトピックがあれば、以下の検索窓からブログ内の他の記事を探してみてください。
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「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。
かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。
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