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「本を読んだほうがいい」と分かっているのに、気づけば1ヶ月、1冊も読み終えていない。そんな状態になっていませんか。
積んである本を見るたびに、「読まなきゃ」という小さな重さが胸に乗る。でも、いざ読もうとすると、まとまった時間がどこにも見当たらない。休日にまとめて読もうと決めても、結局スマホを触っているうちに1日が終わる。
これは、意志が弱いからではありません。「1冊読み切る」を前提に、読書という行為を大きく見積もりすぎているからです。
多くの人は、読書を「腰を据えてやるもの」だと思っています。だから、30分や1時間のまとまった時間が取れるまで、読書そのものを始められません。忙しい平日にそんな時間はめったに訪れないので、結果として「時間がないから読めない」が延々と続くことになります。
自分自身、電車の中で本を開いても、なんとなくぼーっとしてしまって内容が頭に入らなかった時期がありました。読書は好きなはずなのに、続かない。「今日は疲れているから」「まとまった時間が取れてから」と理由をつけて後回しにしているうちに、机の上には読みかけの本が何冊も積み上がっていきました。
買った瞬間はやる気があったはずなのに、開かないまま並んでいる本の背表紙を見るたびに、小さな後ろめたさだけが積もっていく。これを続けても、読書量は増えるどころか、本を買うたびに罪悪感の在庫が増えていくだけでした。理由を突き詰めていくと、「読む時間」そのものより、「読み始める単位」が大きすぎたことに気づきました。
この記事では、5年間毎朝3時に起きて活動を続けてきた会社員として、「朝の15分だけ」に単位を切り下げることで、読書を無理なく続けられるようになった経緯をお伝えします。分厚い本を一気に読み切る話ではありません。むしろその逆で、読む量を減らしてでも、続けられる形に落とし込む話です。
読書が続かない人の多くは、読書量ではなく、読書という行為の入り口設計でつまずいています。
「今度の休日にまとめて読もう」と決めると、その休日が来るまで本を開かなくなります。実際に休日が来ても、家族の予定や溜まった家事が優先され、結局読めない。これを繰り返しているうちに、読書は「時間ができたらやること」の棚に静かに追いやられます。

15分で読める分量はたかが知れている、と感じる人は多いはずです。でも、この「たかが知れている」という感覚こそが、読書を先延ばしにさせている正体です。15分×毎日を積み重ねた量と、月に1度の3時間読書を比べれば、前者のほうがはるかに多くのページをめくっています。
15分という時間そのものより、その15分を毎日同じ形で迎えられるかどうかが続く・続かないを分けます。
「朝活の時間の中で、何番目に読書をやるか」を先に決めておきます。自分の場合は、書く作業に入る前の一区切りとして読書の枠を置いています。順番が決まっていれば、その時間になったときに「今日は読むかどうか」を考える必要がなくなります。
文字を目で追う読書だけが読書ではありません。自分は1年ほど前からAudibleを使い、朝の身支度や散歩の時間に「聴く読書」を取り入れています。目を使う必要がないので、他の作業をしながらでも読み進められますし、電車でぼーっとしてしまうような集中力の波にも左右されにくくなりました。

Audibleは、プロのナレーターが本を朗読してくれる聴く読書のサービスで、30日間の無料体験期間があります。画面を見る必要がないぶん、朝の身支度や散歩、家事の合間にそのまま読書時間を重ねられるのが大きい部分です。
15分経ったら、区切りの良いところまで読めていなくても、いったん本を閉じます。「もう少しで区切りがいいのに」と続けてしまうと、その日だけ枠が伸び、翌日以降の負担に感じられるようになります。中途半端な場所で止める勇気のほうが、結果的には続きます。
15分読書を続けていて感じるのは、知識量の増え方より、考え方の癖が変わっていく感覚のほうが大きいということです。
以前、部下にも読書を勧めたことがあります。仕事の考え方が変わったという話を後から聞いて、読書量の多さよりも「続けているかどうか」のほうが効いているのだと実感しました。1冊を早く読み終えることより、15分を毎日積み重ねることのほうが、日々の判断に影響を与えているように思います。

朝は、誰にも邪魔されない時間帯です。通知も来ない、家族もまだ起きていない、仕事の判断で頭を使う前の状態。この条件がそろっているぶん、15分という短い時間でも、内容が驚くほど頭に残ります。
朝の読書を続けるために大事なのは、次の3つです。
読書量を増やそうとするのではなく、読書を始める単位を小さくする。それだけで、「時間がないから読めない」という言い訳は、静かになくなっていきます。
なお、この記事で触れた朝の小さな積み重ねについては、私のKindle本『三日坊主さんの朝活』でも、根性ではなく仕組みで続けるための具体的な工夫として詳しく書いています。全15章・500円で、Kindle Unlimited(読み放題)の対象なので、対象の方は追加費用なく読めます。三日坊主で終わってしまう方に向けて書いた一冊なので、よければあわせてご覧ください。
もし、この記事を読んでも解決できない悩みや、さらに深く知りたいトピックがあれば、以下の検索窓からブログ内の他の記事を探してみてください。
朝活の具体的なコツ、副業の始め方、メンタル管理術など、私が5年間の試行錯誤で得た知恵(資産)が、あなたの次の一歩を助けるヒントになるかもしれません。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
私は特別な才能があるわけではありません。ただ、朝3時という静寂の中で自分と向き合うことで、どん底だった毎日を少しずつ、自分の手に取り戻してきました。
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「明日こそ自分を変えたい」と願いながらスヌーズを繰り返す。そんな出口のない日々を、私は2021年に卒業しました。現在40代の会社員として働きながら、毎朝3時に起きてブログや副業、資産運用を淡々と積み上げています。私は決して意志の強い人間ではありません。むしろ自分の弱さを知っているからこそ、気合や根性を捨て、AIや「仕組み」で自分を動かす技術(メタ認知)を磨いてきました。
かつては他人の目や「こうあるべき」という社会の理想に振り回され、反応的な不安に支配されていました。しかし、ジャーナリングで思考を客観視し、コントロールできる領域へ一点突破することで、精神的な自由を手に入れました。不必要な付き合いを断って家族との時間を守り、SNSの消耗戦を抜け出して自分だけの資産を築く。このブログでは、特別な才能がない凡人が、5年後、10年後の自分から感謝されるための「静かな生存戦略」を共有しています。
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